言語マニア系ポストクロッサー

ポストクロッシング初心者

【独り言】多数のプロフィールを比較して

婚活や人材採用に関わったことがない。

つまり、同じフォーマットのプロフィールを比較したことがない。

就職活動で他者と比較されたことはあっても、いくつかのプロフィールを見比べて、自分が誰かを選んだ経験がない。

 

比較される側は、比較対象が見えない。

選ぶ側から見た自分を知らない。

 

 

ストクロッシングを始めて、同じフォーマットのプロフィールからどのような印象を受けるのか、自分の立ち位置をなんとなく推測することができた。

ストクロッシングのプロフィールは、就職活動の履歴書よりは婚活のプロフィールに近いだろう。

婚活のフォーマットは全く知らないが。

 

 

自由記述だからこそ、人柄が現れるのだ。

中には、一行「ナイスなポストカードを希望」とだけ書かれていて、人柄が全く見えない人もいた。

しかし、その人の返信からは、感受性豊かで誠実で真面目な人柄が伺えた。

プロフィールだけではわからないとはいえ、プロフィールが長文になるほど、その人が見えてくる。

 

 

プロフィールの情報が少なすぎると、どんな人物かわからず、可もなく不可もなく印象に残らない。

一定以上の長さで人柄が見える。

その一方で、情報量が多すぎると、それもまた印象に残らない。

 

感覚的に、好感を持てるプロフィールが6割、個人的に合わないなと感じるプロフィールが1割、感性が合って友達になれそうなプロフィールが1~2割、情報量が少なすぎて判断ができないプロフィールが1割以下、アイコンなどの画像が目にするのも苦痛なものを使用している人が1割以下といった感じだ。

リアルな人間関係と似たような割合だ。

 

 

そして、重要な気づきがあった。

 

10人くらいまでは、半数以上のプロフィールに対して好感を持ち興味を持てていた。

感性や興味が合う人を引き当てた時は、当選を引いたかのような気分になっていた。

 

ところが、10~15人目以降になると、以前なら好感を持っただろう6割がたのプロフィールをみても、特に関心を持てなくなった。

感性が合って興味を持てたプロフィールにも無感動になった。

合わないと感じるプロフィールに、自分自身が歩み寄ろうという気持ちもなくなった。

実際はひとりひとり違うのに、なんだか皆似たり寄ったりという印象になってきた。

 

そうなのだ。

プロフィールの情報量が多すぎると印象に残らなくなったことと一緒で、かかわる人数が一定以上増えてきたら誰も印象に残らなくなったのだ。

 

そういえば、商品の種類がいくつか選べると売れるようになるが、商品の種類があまりに多すぎると逆に売れなくなるという例があった。

 

このことは、多くのものから何かを選ぶ時に役立ちそうだ。

身近にあるものの中、最初に出会ったものの中から選んだ方がいいような気がする。

 

逆に、選ばれる側になる場合には(圧倒的にこちらの立場が多い)、好感が持てる上に印象に残るプロフィールを参考にしてみる。